町内会組織の弊害

 

みなさん、おひさしぶりです!!

 

賛辞のパパ侍です。

今日のテーマは「町内会

 

みなさんがお住いの地域にも町内会はありますか?

町内会は、町内に居住している住民から町内会費を徴収し、予算をもつ団体として、その地域特有の様々な課題に対応するものです。

 

引っ越しして新しい地域に住む方は、町内会の人から加入を勧められ、どうしようかと考える方もいると思います。

 

結論からいいますと、

できるなら、年会費を必要とする町内会には加入しないことをお勧めします。

 

近所同士の結びつきを強化することにより、災害時における共助を促したり、メリットもあるようですが、会費が絡んでいることからか、トラブルになって町内会を抜けようものなら、過剰な囲い込みいじめなど様々な弊害があります。

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まず、私が住んでいたある町内会の話ですが、総会で収支報告を見て驚きました。

会合の飲食代、赤い羽根などへの募金などがほとんどを占めており、本来の趣旨である地域のための活動に使用されている費用がほとんど計上されていませんでした。

さらに、領収書なども添付されておらず、適正な会計かどうかはかなり怪しいです。

何より、募金なら、自分が募金したい受け入れ先に自分でしたいのに。

 

また、知り合いから聞いた話だが、トラブルになって町内会から抜けた人は、町内会で管理しているゴミ捨て場を使用してはいけない避難所として指定されている公民館に来てはいけないなどと言われ、町内会からいじめを受けているというのです。

 

さらに、ごみ出しについては、こんな判例があります。

令和2年、神戸市のある自治会が、年会費を払わない住民はごみ捨て場を利用してはいけないルールを設けていたため、ごみ屋敷になったとして、ある夫婦が損害賠償とゴミ捨て場を利用する権利の確認を求める訴訟を起こしました。

結果は、神戸地裁自治会の対応が違法として、自治会側におよそ20万円の損害賠償請求を命じました。

自治会側は控訴しましたが、大阪高裁でも自治会の違法性を認めました。

 

 

このことから、これからの合理的な地域の運営として、以下のような提案をしたいです。

 

町内会という常設の組織ではなく、必要なときに必要な分だけ住民同士でしっかり話し合い、費用が必要な分は必要な分だけみんなで負担する方法です。

この運営は、その都度話し合いが必要という面倒さはあるが、トラブルに発展するリスクが少ないと思います。

 

組織やその負担はできるだけ小さく、住民同士の対話は多く」が、これからの時代に合っていると考えます。